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TNRってなに?
保護活動と地域猫活動って違うの?
​ボランティアを始めたいけどどうしたらいい?
​ひとりごと
私は「保護活動」を
「ボランティア」でしている訳ではありません。
​結果としてそうなってしまっていますが

始めた経緯は嫌な経験からでした。

元々依頼者さんと
ボランティア団体さんの間で
連絡を取り持っていた
だけの立場でした。

ところが当然「善」だと思っていた
ボランティア団体さんの
​(一部ですが)
不正や人道的にしてはいけない事を
している現状を知り

当時依頼をしていた子猫達は
結局自身で調査し保護・通院・
里親さん探しまでしました。

今となっては
とても素敵な里親さん達と出会え
みんな幸せそうに暮らしている姿を見れ
本当に良かったと思いますが

この出来事から始まり
TNRの実施・自治体への掛け合い
子猫の保護・お世話・通院
HPを立ち上げ里親さんを募集

全てとにかく必死で、
余裕があった訳ではない中
気がつけば1年間以上
TNRや保護に明け暮れていました。

幼少期より猫も犬も
当たり前にいる環境で育ち
猫はもちろん大好きですが
「世の中の全ての猫の幸せを願い

ボランティア活動をしよう!」
意気込んで

始まったことではない為

こんなスタートでいいのかと
何だか勝手に
申し訳ない気持ちになったり

当初ボランティア団体さんに聞いていた
情報を全て鵜呑みにし

後悔している事が多々あります。

仕事や生活に支障が出まくり
心が折れる出来事は何度もあり
悩む事もありますが

今まで詳しく
知ることのなかった
現実を知り

お外で生まれ、空腹と危険に
怯えながら、運よく育っても
早くに亡くなっていた
かもしれない子達が

里親さんのもとで
大切な家族として
幸せそうに過ごす姿


間近で見て、自分にも何か少し
「今の現状を改善することが
少しでも出来るかも知れない」
烏滸がましいですが、
そう思っています。

基本的にはTNRを
メインにしているつもりですが
結局そこに産まれている子や
レスキューしないと死んじゃう子達は
保護してしまう…
そして毎度毎度瀕死の子や
​ミルクっ子でだいぶハード…

どこまで続けて行けるかは
「時間とお金」がなくなれば
当然難しいですが
(そして早速…
今回バタバタと7匹の保護で
厳しいので
少し保護はお休みしようと考えています。)



今まで知らなかった深い問題や
なぜTNRを推奨しているのか
多頭飼育崩壊や
高齢者の飼育している子が
家に取り残されてしまう現状が
実は身近で起きている事

本来は各自治体
主体で
考えて行かなければいけない
地域の問題です。


ですがどこへ行っても
猫に関わる事はなぜか
ボランティアさんにお願いします。
​が当たり前になっているのも現状です。

個人で頑張ってされてる方も多いですが
広く知られてない為
里親募集の大変さ
治療費やお世話の負担が大きく
辞めてしまうのも現状

きっと自治体のアプローチの仕方や
​意識が変わって行けば
改善できる事が
もっと沢山あると思っています。

「野良猫」と呼ばれる子達がみんな
「地域猫」と
「保護猫として
里親さんのもとで幸せに暮らす」
為に
非力ながら私に出来ることは
全てしたいと思っています。


もしHPやインスタが
更新されなくなったら
「ああ、あいつお金無くなったんだな」
「まあちょっと頑張ったじゃん
お疲れ♡」
​と思っていただければ幸いです。

「猫を好きになってほしい」
とか
「こんなに可哀想な
子達がいるんだから何とかして欲しい」
と訴えるつもりは到底なく

ゴリラの学名って
「ゴリラゴリラ」なんだよ
知ってた?くらいの
軽いノリでいいんです。

結果として
過酷な環境下にいる子を
これ以上増やさない
外の子達に
いい環境になれば
そんな良いことはないです。

なので保護活動や、
実際の捕獲
寄付が出来なくても

認識が変わることによって
今とは違う
結果になると思っています。

自治体の方も
地域住民の方の意見で
色んな検討をしてくれる
傾向にあります。

そもそもTNRって何なのか
TNRがなぜ必要なのか
地域猫って何か

情報が溢れる今
その結果や一部分が一人歩きし
違う認識が常識として根付いてしまう。

「猫の問題はボランティアがやる事」
と言う間違った認識を
少し取っ払い
現状起きている問題を
知り、知識として留めて
いただけると
嬉しいです!
(素人では難しいわ…と思われるTNRですが
危険が伴わないよう
注意しなくていけない事など多々ありますが
捕獲器がない個人の方でも十分出来ます)


自治体主体で
地域活動の一環として
TNR活動が広がり
「ずっと続いているけど
改善されていない問題」の結果が
​より良く改善されていく
事が出来ますように。


余談ですが
地域によって違いはありますが、
外猫の不妊去勢手術は

基本的に助成金で無料、
もしくは半額負担で出来る事が

多いです。
なのでご自身の住まわれている地域が
どうなっているのか
​ぜひ確認してみてください。

たまに「ボランティア団体さんから
事前に説明もなく手術費用」を
請求されたとご相談いただきます。

もちろんケースバイケースなので
全てに該当するわけではありませんが

TNRを実施するにあたって
​調査や申請・捕獲準備がある為
その日に急に
手術しなくてはいけない事は
ないです。
そして静岡県東部の自治体は
事前に申請書を提出し
申請が通れば
基本的に少なくても半分、
もしくは全額負担してくれます。

申請には役場に出向く必要がありますが
確実にその地域に生息して
飼い主のいない外猫ならば
必ず通ります。

これを違う地域で捕獲した子を
全額負担してくれる地域で申請するなど
当然不正受給ですから
もしそんな提案をされたら
役場の環境衛生課に
相談し、安易に加担しない事
をおすすめします。

なぜ、地域によって
助成金の金額が違うのかは
色んな地域の自治体担当者さんと
お話して感じた私の見解ですが
(​元々の予算の問題も大いにありますが)

「外猫に餌をあげてる人は
不妊去勢までしっかりしてから
可愛がってくださいね。
その為に半分助成金を出しますよ」
の地域

「基本的に飼い主のいない猫は地域の猫
役場主体でやっていくべき活動ですが
調査含め、捕獲・病院の手配など
全てするのが難しい
なので、その地域在住
もしくは勤務されている
餌やりさん含め
個人の方やボランティア団体さん
手術費用は助成金を
全額負担するのでお願いします」
の地域に分かれているなと思いました。


制度や外猫に対しての取り組みなど
飼い猫を放し飼いが当たり前だった
時代とだいぶ変わっています。

その情報を
アップデートしていただける事や
正しく情報を得ることも
良い結果につながると思います。

長々記載し、
ここまで読んでいただける方が
もし居たら
​心から「ありがとうございます!!」
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