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​主に行政の方へ
​お願いを書いています
お時間のある時に
読んでいただけたら嬉しいです
​お時間の
私がTNR活動を実際にしてみて体感したことですが
「猫のTNR活動はボランティアがするもの」
と認識され、対応されることが多いように感じました。



本当に「ボランティアがする事」でしょうか?



あくまで超個人的な感想や体験のお話しです。
​少しお付き合いください。


近年TNR活動の必要性や「桜耳の子は地域猫」という認識は広がりつつあります。
とは言えそれは、大前提に
猫が好きでその活動に興味がある方のみ
に広がっているように思います。

そもそも何故TNRが必要なのか?

それには様々な要因がありますが、猫が好きな方にも苦手な方にも
おそらく【現時点ではこの解決策がベスト】とされているんだと思います。

どの地域にも野良猫と呼ばれる外猫がいます、
猫の特性からのんびり自由にお外で生きているように見られがちですが
「野生動物」ではない為

お外で生きていく力はありません。

食べものや水など、たまたま産まれた場所にない場合
当然、生きては行けません。
食べ物が十分にない子は、トカゲやカエルなどを捕食し、
それらを介してマンソン裂頭条虫や壺形吸虫に感染する事があり
壺形吸虫の重度感染では、
栄養障害などを引き起こし衰弱することもあります。
他にも猫風邪(カリシウイルスやヘルペスウイルス)
など免疫力のない子猫はそれによって亡くなることもあります。
ここには書ききれない程、様々なウイルス性の病気などのリスクを抱え
車に轢かれるなど外的被害もある中で生きています。

みなさんが目にしている
「日向でのんびり寝ている」
姿はほんの一部分に過ぎません。

そんな現状を知り「お外で亡くなる可哀想な子」を減らすために
猫好きの優しい方達によってこの方法
【不妊去勢を施し、これ以上不幸な子を増やさない】
為の処置が積極的に行われているんではないかと思います。

ですが、猫の繁殖力はとても強く、膨大に増えます。

その全てを調査し把握する事の難しさは
やはりそのご近所の方からの情報が届かなければ把握できません。


申請する自治体によってバラバラな
助成金などで自己負担する個人の方も沢山いらっしゃいます

また「捕獲器の貸し出し」はあるものの
猫の怪我のリスクの高いタイプのものばかりや、
ただ捕獲器を置けば捕まる訳でない為、躊躇される方も多いです
(いたずら目的のアホがいるのでここに詳細は記載しません)

お邪魔したどの行政に言っても
あくまで
【餌をあげるなら、その人が責任持ってTNRしてください】
という制度です
とのご返答いただきます。
ですがやはり猫が増える場所にはその旨伝わっていない事が多く
困っているけど、どうしたらいいのか分からない為
ボランティアに入るのですが、
基本捕獲や病院の運搬はお手数ですがボランティアさんで

​アナウンス不足の為、そもそもその意向すら伝わっていません。


そもそもその案内もみなさんに届いていないんではないでしょうか?

過去数年間、この仕組みで解決していないので
そろそろ決められた事を続けるのではなく
改善していく時期なのではないかと思います。

偉そうに…と思われるかもしれませんが
今までの常識では解決せず
​ボランティアや個人の方の負担がどんどん増えている事実を知っていただきたい


その子たち全てに新しいお家を見つけてあげることはとても困難で
場所
(通常、お外の子達は病気のリスクが高い為、
1コミュニティの子1つの部屋もしくはケージで保護します)

​や時間・費用もかかり、
寄付の多く集まる団体さん以外は個人的にしていく限界があります。

じゃあ全部、保護団体さんがやればいいんじゃない?
と思った方もいらっしゃるでしょう。
私も思ってました。し、実際に
野良猫が赤ちゃんを産んだのを知り「保護団体」を探し連絡していました。

ですが活動し様々な団体さんや個人ボランティア活動されてる方を知り
そもそも大半が「保護団体」ではないんです。

「保護団体」と「保護猫の里親探しボランティア団体」が
ごっちゃに認識されているからですが、
大半が「猫好きな方で組織」されている為
これは好きの弱みと言いますか…
子猫などは放っておけなくて
保護し里親さんを見つける事が多々あるように思います。
ですが、先ほども申し上げた通り
場所や人手・資金など多く集まる所以外は

(ボランティアの為、皆さんお仕事しながらされている方が大半です)
なんでも受け入れる体制にはありません。





上記に記載した通り猫は野生では生きて行けません。
なのでその地域で生き延び出産している猫は
必ず人の手によって生きています。

「餌やりさん」と呼ばれる猫に餌をあげてくれる方がいます。
それが毎日なのか、たまたま通った人なのか様々ですが



 

一言にTNRといっても、場所や状況により簡単なものではなくただ捕獲器を仕掛ければ特定の猫が入るわけでもありません。​たまたまかも知れませんが、猫の頭数の多い所の捕獲をする事が多く成猫は当然捕獲器を使用しますが、捕獲器を仕掛けられない場所での捕獲は​時間もリスク(怪我等)も多く

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